皆さんご存知の通り、世間では或るIT企業の実態について様々な憶測が飛び交っています。
財界、政界への影響も計り知れず、せっかく明るい兆しを見せ始めた株式市場も、連日目が離せない状態になっています。
今日は今回の事件について四の五のと言うつもりはありません。
白か黒かグレーか?真相解明には時間が必要でしょうし、全てが解明されるとも限りません。
それよりはむしろ、私としては同じIT業界であること、また若者たちの未来の象徴であったはずの
実態が崩れるかもしれないことに対する危惧です。
以前、個人的に運営しているブログで私の仕事について書いたことがあります。
「いわゆる世の中でもてはやされているITではありません。そんな格好良い仕事ではなくて、かなり泥臭い人間臭い仕事です。ともすれば3Kに属する業界かもしれません」
以上のように私の業界を紹介しました。
実際ITという格好良さそうな言い回しが生まれるもっと以前から、私はこの仕事を続けてきました。
いわゆる「コンピュータを使って企業や人々の暮らしを手助けする」
これが私の仕事です。
ITと言えば「ヒルズ族」に代表されるように、宇宙規模の資産と企業買収。
要するに時価総額での企業価値基準。
昔から私は「日本という国を築いてきた」諸先輩方の起業エピソードをバイブルのように愛読してきました。
ソニー、ホンダ、松下…
サービスを提供する、物を造る。それぞれの表現に違いはあれど、皆何かを生んで利益を得て生活してきました。
企業買収がどうのとは申しません。ただ、やはり商売とは物を造ってお客様へ提供し、喜んでいただいてお金をいただく。
それのみで成り立つものだと思うのです。
或る時、こんなことを言われたことがあります。
「君より若い○○○が、あんなに大成功しているのに、君は10年近くやってこのざまかい!」
10年近くやって…のくだりは確かに痛いものがあります。
ただ、私は失敗とは思っていません。へたくそなのは事実です。
しかし真っ当に想いを貫こうと思えば下手な小細工も、上手なやり方も思いつかないのです。
仮に賢くなって入れ知恵を受けたとしても、やはり実行出来ないのです。
ビジネスは確かに上手さも必要でしょう。スピードも必要です。
世の中と比較していかがか?
必ずしも比較対象が無ければ、比較しようもない。
こんな私は捻くれ者なのでしょうね(^.^)

