この男、進化系 橋本一磨ブログ

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« 7月9日に生まれてハチャメチャ »

拘りってなんぞや?

先日連絡を貰った友人と食事をしました。
友人は広島では知る人ぞ知る、有名カスタムバイクショップのオーナーです。

以前、僕もバイクに乗ってた時期がありました。
一度は10代の若い頃。
レーサーに憧れて峠道をビンビン飛ばしてましたね。
NHKの報道で「ローリング族」なんて流れてましたけど、実は張本人だったりします^_^;

あらためてバイクと付き合い始めたのは26歳の頃。
ヤマハのSRって単気筒の400cc。
タンタンタンタン…ってリズミカルな鼓動がたまらなく好きでした。
サラリーマン時代は通勤にも使ってましたね。
いじるのも好きでしたから、パーツを買っては改造し、成れの果てはイギリスの名門バイクのレプリカ。
わざわざ本国からアルミのタンクを取り寄せてまでの入れ込みようでした。

後に付き合ったバイクはツアラー。
ピンと来ない方にわかりやすく言えば、長距離ツーリングに特化したバイクです。
排気量はやはり400cc。
そのうち大型免許が教習所で取れるようになったので、取得後は必然的に大排気量車へ乗り換えました。
ホンダの900ccを経てカワサキの1100ccへ。
前途した友人とは、そのときからの付き合いです。

実は彼、今の仕事に疲れたようでした。
要するに辞めようかなと。
理由を含めて色々と話すうちに、あることに気がつきました。
彼は所謂バイク馬鹿。
どっかで聞いたようなキャッチでしょ。
そう、エムプロのリクルートページにある「ソフトばか」
僕のお気に入りのキャッチです(^^)

それが良い悪いじゃないんですよね。
結局は当の本人がそれに疲れちゃ元も子もないと。
そう思うわけです。
彼はバイク自身から離れようとまで考えてました。
でもちょっとまって。
確かに彼が言うように、今の国産バイクは失礼ながら幼稚なプロポーション&コンセプト。
とても僕は跨る気にはなれません。
でもそれは彼の飽きるに至ったひとつのファクターでしか無いと思いました。
彼は、あるピンポイントなバイクとの付き合い方、客層との付き合い方に飽きたのです。
飽きたというと語弊があります。
疲れたんですね。
リッターバイクを限りなくハイパフォーマンス化し、それについていける超ニッチなオタク層のみと付き合う。
自分自身が純粋にそれを求めるうちは、職人たるもの至福のひと時でしょう。
しかし歳を食い、家族を持って一人の父親として生きる時。
果たして今までやってきたことは何の役に立つんだ?
俺の存在価値ってなんだ?
行き詰っちゃったんですね。

彼に話をしながら、実は反面教師。
僕は自分自身に話してたような気がします。

一夜明けて、今日彼に電話しました。
「捨てちゃうんじゃなくて、360度。周りを見渡して見ようや」と。
彼の言うバイクではなく、生活に密着したスーパーカブだったり。
アルバイトに出かける原チャリだったり。
タイヤが4つ付いたバギーだったり。
バッテリーで駆動するエコタイプだったり。
大きなスクーターだったり。
釣りの足にはどれが良いかなとか。
色んなバイクがあり、色んな人が居て、色んな生活がある。
持論で推し進めてきた「バイク」は、実は氷山の一角だったりするのです。

彼は若い頃からまじめに我武者羅でしたから、大して遊びを知りません。
最近子供と遊ぶようになり、心境に変化があったようです。
「遊びの中にバイクを置いて見ようや」

次回は「バイクの色んなシチュエーション」をネタに、一杯やる約束をしました。

「そのうちピンと来たら、一緒にやりたいね~」なんてお互いが自然に口にしました(^^)

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