この男、進化系 橋本一磨ブログ

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結構後回しにされがちですが…

僕らの仕事はシステム開発です。
いまさら何で?と思われる方、多いと思いますが、改めて考察です。

システム開発と一般的に聞けば、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょう?
「机に座ってパソコンとにらめっこ?」ですかね^^;
打ち合わせから要件定義を行い、プログラム作成~テスト~納入という運びになるのが一般的な流れですが、やはりプログラム作成に要する時間は全体の70%近くを占めるようです。
当然、スケジュールを作成するとそのウエイトは明らか。
誰しもがプログラム作成こそ、システム開発の要と感じるのは仕方ないことかも知れません。

以前、このブログで話しましたが、僕は打ち合わせと要件定義こそ一番大切なフェーズだと思っています。
いくら優秀なプログラマが居たとしても、お客様の要望を汲み取ることが出来なければ、全く意に反したシステムが出来上がるからです。
また、導入する企業様にも様々な人がいらっしゃいますから、打ち合わせをした方の意見だけを聞くのもリスキーです。
現場に持っていったら「使えない!」なんて言われることも、良くあることです。

さて、今回は打ち合わせと要件定義以外にスポットを当てましょう。
それは、システム開発の流れになかなか現れない、「操作説明書とデータ移行」です。
まず、操作説明書ですが、実際の作業はいわゆるワープロ作業です。
特にシステムエンジニアやプログラマのように、システム開発に特化した人で無くても出来そうな話ではあります。
現実、画面サンプルと帳票サンプルを貼り付け、簡単な説明だけでも用を成すのは確かかもしれません。
しかし、実際の業務においては、処理の流れや注意事項等、前後関係やタイミングを意識することはよくあります。
この辺りを記述するだけでも、せっかく目を通していただけるご担当者の方にはメリットがありますし、気遣いの一つでもあると思っています。
ともすれば、「契約上作らなきゃいけないから」となりがちですが、ご自身で見られるとしたら…
少しの気遣いはとても重要だと思われませんか?

反対に小さな字で、画面に見える全ての語句を並べる人も居ます。
これだと逆効果もあります。
ご自身が電化製品を購入されて、隅々までマニュアルに目を通されることはありますか?
僕は苦手なので、一切見ません^^;
直感的に使えるのは電化製品もシステムも必要なことなので、まずは設計の段階でそれを意識するのもかなり重要なことではありますよね。
やはり操作説明書もシステム開発費に含まれていれば、少し気を遣ってみるものいかがでしょうか?

次に「データ移行」について。
僕は開発を行なっていた当時、現行システムがあれば、早い段階にデータをいただくようにしていました。
なぜなら、既存データの中身を見ることで、意外や打ち合わせから読み取れない事実が現れたりするからです。
よくあるのが、システム開発も大詰め。自作したテストデータでばっちりテストをして、納品一週間前に現行データをコンバート作業する。
本来ならスムーズに出来るはずの作業が、想定外のデータに邪魔され難航する。
しかも最悪の場合、せっかく作ったプログラムの見直しをしなきゃならない!
嘘のようなほんとの話です。
お客様は毎日のように既存システムで業務を行なわれていますから、僕らから見たイレギュラーデータも当たり前のデータだったりします。
大抵は作り手の思い込みが原因だろうと思います。
「お客さんはこんなこと、教えてくれなかった」なんてのは、実際いい訳にならないと思いますよ。
だって、打ち合わせで伺った事柄も現状分析ですし、既存システムとそれが保有するデータも現状分析の大切な要素ですから。

そうすると、移行作業自体は設計が固まってからで良いでしょうが、現行データをいただくのはなるべく早い段階がトラブルを防ぐ為にも重要かも知れませんね。

システム開発において、なんとなく軽視されがちな「操作説明書とデータ移行」ですが、どちらもお客様の目に、もろに触れるものですからなかなかどうして!
プログラミングと同じように大切なフェーズだったりしますよね(^^)v

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