以前、撮り置いたビデオを観ました。
様々な技術を用いて難病患者を治すという特集です。
NHKの「サイボーグ技術が人類を変える」という番組です。
交通事故で片手を失った方へ、ロボットアームを与える。
温かさは無いけど、本人の思ったように動いて生活を支える。
パーキンソン病の方の脳に電気信号を送って、手足の震えを無くす。
以前であれば考えられないマジックのような真実です。
精密な機械技術とコンピュータ技術。
本当に凄いことです。
そこで考えて見ましょう。
これらの素晴らしい技術を開発した技術者や、それらを習得し手術を行う医師。
彼らは何を売っているのでしょうか?
また何を作っているのでしょうか?
答えは単純です。
技術者はコンピュータチップや制御ソフトを作り、それらを売る。
医師はそれらを施術する技術を習得し、その術を売る。
ほんとうにそうですか?
確かに一遍を見ればそうとも言えます。
でも本質的に彼らが作り、売っているものは製品や技術では無いと僕は思います。
夢を実現する術や幸せを売っているのだと思います。
売っているとは語弊があるかもしれませんが、物を作ることや売ることを目的としているのではないと思ってみたいのです。
要するに物販ではないと。
僕らの業界は何してるの?
技術を売ってるの?ソフトを売ってるの?パソコンを売ってるの?
確かにアイテムとしては存在しています。
製品に対する対価としての商売であれば、誰でも出来ると思っています。
同等の技術を持って、同等の製品を作り、同等の価格で提供する。
出来て当たり前!出来なきゃ失格!
じゃあ、新入社員は失格?
そんなことはありません。
いきなりは無理ですが、ソフトを作ることなんて、好きでやる気があれば必ず出来る!
じゃあ、あなたは何で勝負する?
今の時代、出来て当たり前のところまで成熟してる。
えっ?小手先の技術や商品で勝負し続ける気?一生?
それって凡人ですよね?高く売れます?そんな御自身。
よく出来た商品は確かに売れるかも知れません。
でも誰が売るかで勝負は決まると思います。
どんなに技術を持ってたとしても、誰が作るかでお客さんの評価は決まると思います。
現実、こんなことがあります。
ある会社の営業マンが何度足を運んでも、殆ど注文はありませんでした。
「厳しいお客さん」で通ってたそのお客さん。
他の営業マンが伺うと、どんどん注文をいただいてます。
売り物は変わってません。技術も変わってません。
もしあなたが、物を売りにいってるのなら、今以上にはならないでしょう。
分かりやすい職業を紹介しますね。
「ホスト」
一本のボトルに何故、女性は大枚を叩きますか?
酒屋に行けば安く買えるボトルを何故、高く買いますか?
彼女らはボトルを飲みに行ってますか?
いいえ、彼女らはホストに会いに行ってます。
夢を買いに行ってます。
ボトルやネオンや綺麗なお店は単なるアイテムに過ぎません。
あなたがもしもホストで食っていけるなら、何やっても食っていけますよ。
どんな職業も、今やサービス業ではないのでしょうか?
そろそろ、自分は何を作り、何を売るべきか?考える時期に来てやしませんか?
ワーカー諸君よ。

