2007年05月31日
久しぶりにドラマを観ました。
今話題の「バンビ~ノ!」です。
料理人を目指す若者と取り巻く環境、人間模様を描いたストーリーが共感を呼び、大ヒット中ですよね。
毎週観ているわけじゃないのですが、わかりやすいストーリーのお陰で、おおよその流れも想像つきます。
アガサ・クリスティーだと、こうもいかないのですが(^^)
さて、今時のドラマを観ると、なんとなく共通するところがあるような気がします。
そのテーマは「愛」・・・ボクが言うと似合わない言葉ですが(^^ゞ
バンビ~ノ!でも上手にそれを伝えていました。
今回は愛を伝える為に幾つかのキーワードが流れました。
「人の気持ちになって」
「評価は自分でするものじゃない」
・・・
料理人は厨房で料理を作ります。
お客様の顔は見れません。
ホールの方々がサービスを努め、お客様の様子を見ています。
ですから、料理人はお客様の喜ぶであろう顔。
そう、笑顔をイメージしながら作る。
ホールの方とも連携が大切です。
ソフトウェアも同じです。
有難いことに、ボクはお客様の顔を見ずに仕事をしたことがありません。
いつも営業から始め、打ち合わせをし、ソフトを造り納めます。
造り始めるときには、お使いになる皆さんの想いや性格を意識しながら、納入後の現場をイメージします。
「○○さんとは激論交わして打ち合わせしたけど、一番楽しみにしているのは実はこの人。喜んでもらいたいな」
「いつも無口な△△さん。手際よく、伝票を入力される。画面には殆ど顔を向けられない。この人に30分の休憩時間を増やしてあげたい」
「○△さんはいつも陽気。喜怒哀楽がはっきりしている。この人は多分、ちょっとしたサプライズ機能に声をあげてくれる」
そんなことを思いながら造ってました。
納入の時に、ほど良い緊張感と共にメニューを開く。
お客様が身を少し乗り出して、画面に見入る。
「どうぞ、思われるように入力してみてください。大丈夫ですよ。壊れませんから(^^)」
面倒臭いのでは無く、説明も無しにお客様が操作出来るか?
後ろから見守っていると、ぎこちない手つきで入力される。
でも殆ど引っかからずに。
たまに「これは?」と質問されて「至らなかった」と反省しながら軽く説明を加える。
数件も入力すると、お客様は「大丈夫そうです。なんとか出来そうです」と笑顔を下さる。
ほっと胸を撫で下ろし、内心「よっしゃ!」と湧き上がる興奮。
せっかくなので、サプライズ機能をお見せする。
やはり○△さんが好反応をしてくださる。
「やった!」とこちらも(^^)
これが、ボクにとってのソフト開発です。
ボクは効率化とかテクニックとか、確かに意識します。
最新の言語やデータベースも。
でも一番大切なのは「愛」だと思っています。
時代が変わろうとそれは決して変わりません。
思い遣りの無い人が造るシステムは、やはりお客様の眉間にシワを作ります。
いい加減な人が造るシステムは、お客様をがっかりさせます。
自惚れやな人が造るシステムは、トゲトゲしています。
料理もそうですが、システムも造る人が現れます。
料理人は作った料理を自分で食し、人に食してもらい評価を貰います。
システムも同じようにすれば、益々美味しくなるはずです。
自分の店のスタッフに食べて貰い、評価を貰う。
一人でも意見が出れば、見逃さずに更なる思慮を行う。
まずは身内からオールOKが出ないと、間違いなくお客様は満足いただけません。
説明を加えなきゃならないなんて・・・ね。
キャリアがあって腕が良い、しかし人を見ていないエンジニアと、キャリアは無いけど、一所懸命周りの評価を求めて造るエンジニア。
あなたなら、どちらのシステムを召し上がってみたいですか?
ボクですか?
勿論、後者を最高のシェフに育ててみたいですね。
すみません・・・答えがちょっとズレてしまいましたかね(^^)

