この男、進化系 橋本一磨ブログ

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でっかい魚はどこにいる?

私の趣味が釣りであるということは皆さんご存知のはず?
よく聞かれますが、釣りの楽しみって?

今日は何匹釣れるだろう?でっかいの釣れるかな?

「先週、弥栄ダムで50センチが釣れたらしいよ」
「え~?今の時期、弥栄って小物ばっかでしょ?すっげーな~!」
「どんな釣り方したんだろうね?」
「きっと交通事故だよ(^^)」

よく交わされる会話です。

フィッシャーマンはネットや仲間から情報を集め、週末の為に戦略を立て。
時には流行のルアーや、もしかしたら新調したロッドやリールで武装します。

待ちに待った週末。
湖上に浮かべたボートには並々ならぬ闘志とタックル群。
一人、侍となって、魚の居そうな場所へお気に入りのルアーをぶち込む!
全神経を手先に集中し、ゆっくりとリールを巻き始める。
数メートル巻くと、残りは手早く巻き終わり、再び数メートル先へルアーを送り込む。

私はでっかい魚を狙ってるのです。
勿論、水中は良くて3~4メートルまでしか見えてません。
しかし、見渡せる範囲に魚は居ないのです。

よく澄んだ水をクリアウォーター、濁った水をマッディウォーターと呼びます。
不思議なものでクリアウォーターは気持ちよいのですが、やるほどモチベーションが下がります。
何故って?見渡せる範囲に魚が見えないから。
大抵、魚は水深5メートル程度までに多く存在します。
ですから、居れば見えてるはず。

せめて、目の届かない距離を遠投し、望みをつなぐ。
そしてくそ熱い炎天下、滝のように汗を流しながら巻き続ける。

マッディウォーターでは水深1メートルも見えない。
それこそ水中の立ち木や岩も見えない。
だから、どこにルアーを打ち込めば良いか?まったく見当がつかない。
だから疑心暗鬼で巻き続ける。

どっちの水質が釣れるのか?
このエリアに魚は居るのか?
この湖に魚は居るのか?
ルアーの届く範囲に居るのか?
・・・

いや、湖から急に魚が居なくなるなんてことは無いので、確かにどこかにでっかい魚が居るはずなんです。
でも暫く淡々と巻き続けた私は?
「大方の連中が厳しいって言ってたこの時期、この湖。しかもこの広さにでっかいのは多分数匹。引き当てるのは無理だよ」
そう言い聞かせて、フィールドを後にする。

ビギナーズラックって、確かに存在します。
始めて間もない初心者が、いきなりでっかい魚を釣る。
これってすごく重要なことだと思います。
どんな地形でどんな水深かも分からず、ただただルアーを投げて巻きたいだけ。
運良くそこにでっかい魚が居た。

釣りを2年もやると、それなりに専門的な知識が身に付きます。
確率を上げるため、この時期はこんなところとか。こんなルアーが良いとか。下手すりゃ釣れないよとか。
確かに一理ありますが、結局は釣らないんですね。釣れないんじゃなくて。

息子を連れて行くとき「ここにはでっかいのが居るから頑張ろうぜ!絶対釣れるよ!」と盛り上げます。
ついでに自分も盛り上がって、ほんとにミラクルな魚が釣れたりする。
自分でも信じられない感じ。

私は末永く楽しむために、下手な勉強はしないようにしています。
この時期こんなルアーが良いよとか。
なぜなら、疲れるから。楽しめなくなるから。賢くなるとね。
自分のスタイルで好きなルアーを投げて巻く。
釣れようが釣れまいが、そんなことはどうでもいい。
心の中で、運良くでっかい魚に出会いたいと唱えるだけ。


ビジネスでもそうです。
自分が馬鹿に思えてくる。
経営者とか社長とか、そう呼ばれるのさえうっとおしくなる。正直ね。
見えちゃ面白くない。いや見えたつもりになっちゃ面白くない。

見えないから、馬鹿のように繰り返し繰り返し、転んでは起きて走り続けられる。

分かったような口利く奴らは、適当に受け流して。

それでいいんだよ。

どんなフィールドでも季節でも同じなんだよ。
自分らしく生き続けることが大切なんだよ。

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