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提案の時に心がけていること

2008年06月17日

前回の記事を読み返してみると、なんだか言いたいことが上手く表現出来ていないような気が・・・
つくづく文章力というか表現力が乏しいな~と、ちょっぴり自己嫌悪に陥ったりしてます(^^ゞ

でもめげずに書きます。

私がシステム提案の時に心がけていること。
自分なりに色々ありますが、特にってことでひとつ。

「せっかくなので顧客に楽しんでいただきたい。そしてもちろん、自分も楽しむ!」

システムの提案って特に堅苦しくなりがちです。
調子に乗ると専門用語を連発して、一人暴走状態!
先方は一所懸命聞いてくれるんだけど、そのうち疲れて・・・
こんな経験ありません?

もうこれマスターベーションの世界ですね(^^ゞ

他社の提案書を拝見する機会も多いのですが、私なんかより全然上手!
良く出来てるな~と感心するばかりです。
大抵はPowerPointで作成してあるのですが、色使いも上手いし言葉も高級?
思わず真似したくなる部分が多いのは事実です。

でもある案件に対して数社からの提案を並べると、実は似たり寄ったり。
どれが元祖なのかわからないのですが、テンプレートも似てたりします。

現状の問題点と改善提案が対比されて、機能の比較があって。
結局突き詰めるとそうなのかも知れないですし、端的にわかりやすいのだと思います。

でも、なんとなくですが、楽しくないと言うか。
学術的、理論的な感じを受けます。
まあ、私は業界の人間でしかも永いので慣れてますけどね。
でも私が先方の立場なら、「どこも似たり寄ったりで・・・結局価格かな?」と感じるかも!

なんだかんだ言いながら、私も気が付けば同じような提案書を出してしまいがちなのですが(^^ゞ

でも意識するようにはしてます。

せっかく縁あってこの提案に参加させていただくのであれば、せめて楽しんでいただきたい。
洋服とか車とか、そうしたものとは明らかに違うので難しいのですが。
システムを購入いただくのも、ひとつの買い物と捉えればね。

具体的には・・・
いつもはあまり交えない部署の方々に集まってもらい、ディスカッションしていただくとか。
問題点を改善することで、今まで出来なかったことを実現するためには?を一緒に考えたり。

出来れば、システムについて話し合うことで、会社に対する気持ちをひとつにしたり。
将来に対して真剣に取り組むことで、仕事のモチベーションを上げたり。
他人事じゃなくて、自分たちのこととして、業務改善に取り組んでいただいてより良い会社にしていただく。

そうした場を作ることが出来れば、もし商談は失注(もちろん本意ではないですが)しても、大きな収穫があるのではないか?
そう思っています。

現実は大それた事など無くて、「これ作ってもらったお陰で、ほんと楽になりましたよ!」って担当者から御礼を言っていただけるのがとても嬉しかったりするわけですが。

システム作りが、会社を楽しくする切っ掛けになれば本望です。

このもどかしさ

「どうすれば買ってもらえるだろう?」
営業マンなら誰しも考えるこのフレーズ。

たとえば企業の基幹システムを提案する。

「最新の機器、OS等の環境に最適化し、既存のバグを吸収する」
「現在の業務に即したシステムに改良(または再構築)することで、より効率の良い運用を行う」
「運用にかかわる人件費を削減し、生産性のある部門へ人員を配置する」
「セキュリティ性を高め、情報漏えいのリスクを回避する」
「販売実績の向上を目指す為、情報資源を戦略的に有効活用する」
「操作性の向上を図り、運用ミスを回避することで不正情報から起こるマイナス要素を防ぐ」

とても御堅いですが、多分良く使われるフレーズだと思います。
もちろん、細かくは個々の状況により千差万別なのは当たり前ですが。

ただあらためて、クライアントのメリットとデメリットを整理してみると、案外ずれてたりします。
データの有効活用をする為に、帳票や問い合わせ画面を沢山作ればよいかと言えば、答えはNO!
アウトプットが増え、煩雑になることで資料は散乱し、取り留めの無いことになります。
では、必要最低限に留め、極力アウトプットは減らせば?
担当者のEXCELやツール活用スキルが問われることとなります。

私的には、正直後者が正解では?と思っています。
データの有効活用とは、時代に即して自由に変革し加工出来るものと。
「定型帳票を増やすこと=変化させるにはシステム屋に依存する」となります。

20年前、私が駆け出しの頃はそれが当たり前でした。
でも今はEXCELを始め、市場には優秀なツール群があります。
フリーソフトにも、完璧とはいえませんが、可能性を秘めたものもあります。
ACCESSなんて使いこなせれば、それこそ表現力は上がります。

でも実はここにも落とし穴があって。
ユーザーの担当者がコツコツ積み上げたACCESSやEXCELの帳票集。
担当者が退社や転勤をした時点で、「だれがメンテナンスするの?」となります。
EXCELでも凝ったことをやろうとすれば、VBAでプログラミングも必要です。
実際、相談を受ける何件かはまさにこのケース。
問題が起きた時や業務に変更があった場合、他の担当者では対処出来ないのです。
では全部、システム屋に頼めば?となれば堂々巡り。

要はシステム屋に頼むことと自前でやることの切り分けが大事なんですね。

前置きが長かったですが、ここまでの話は当たり前に起こっている、または起こりうること。
私が考えてるのは、それだけで良いのか?ってことです。

「クライアントが本当に欲しいものって何だろう?」

確かに基幹システムは必要不可欠なもので、それ無しで業務は成り立ちません。
今更膨大な計算や記帳を全て手作業には戻せませんよね。
それは売ってる本人も十分わかっているのですが。

欲を言えばってことで聞いていただきたいのですが。
「基幹システムを売上促進に繋げられないものだろうか?」

確かに販売実績から売上予測を立て、必要な仕入れを起し、不良在庫を生まず・・・と言えばそうなのですが。
う~ん!上手くいえないのですが、売れる為の仕掛け作りとか。
所謂マーケティングというのでしょうか。
そうしたシステムが中小企業にあっても良いのではなかろうかと思うのです。

単に伝票処理をしてロスを無くしてだけではなく、売上に貢献出来るようなシステム作り。

一言で言えば「売上の上がるシステム」

そんなのがあれば私が欲しい!って正直に思います。

実現できないかな~?

それとも、もしかして私が基幹システムに対して知識が甘いだけで、実は当たり前に実現出来てるとか?

どうなんでしょう?

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